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磁気圏観測衛星「あけぼの」運用終了

磁気圏観測衛星「あけぼの」は、オーロラを発光する高エネルギー電子(オーロラ電子)の加速メカニズム解明を主目的として、1989年(平成元年)2月22日にM-3SⅡロケット4号機によって打ち上げられた宇宙科学研究所(宇宙研:当時)の科学衛星です。
「あけぼの」には、当社製品の、Mマスト(5m)、Vマスト(3m)の2式が搭載されており、これらは宇宙研のご指導のもと、当社の開発したコイラブルマストの記念すべき第1号機です。
打上げ後、「あけぼの」は、観測運用を26年間にわたり継続し、科学的に重要な成果をあげてきましたが観測機器の劣化が顕著になってきたため、2015年4月23日、衛星の停波作業が行われました。
コイラブルマストは、「あけぼの」の搭載実績をもとに、今日まで16式が、日本の科学衛星に採用されており、その1号機が四半世紀を超えて役目を終えたことに、感慨もひとしおです。

詳しくはJAXA様のホームページをご覧ください。
磁気圏観測衛星「あけぼの」の運用終了について

浩三郎の科学衛星秘話 第26話 磁気圏観測衛星「あけぼの」その1
浩三郎の科学衛星秘話 第27話 磁気圏観測衛星「あけぼの」その2
「あけぼの」の花魁のかんざし 日本の宇宙開発の歴史