• サイトマップ
  • 採用情報
  • English

日本飛行機株式会社

  • 大
  • 標準
  • 文字サイズ


  • 航空宇宙機器事業部
  • 航空機整備事業部
  • 研究開発
  • 環境への取組み
  • 企業情報
  • お問い合せ

  • NIPPI Tpoics
  • NIPPI History

TOPICS

【2010年6月13日】

帰還したJAXA小惑星探査機『はやぶさ』で活躍したNIPPIの宇宙機器技術。

打ち上げから約7年、JAXAの小惑星探査機『はやぶさ』が、幾多の困難を乗り越えて2010年6月13日に奇跡の帰還を果たしました。大気圏突入の映像は世界に放映され、多くの人に感動を与えました。NIPPIは、この《はやぶさプロジェクト》に『サンプル採取装置用伸展スプリング』と『再突入カプセル放出用分離スプリング』のコンポーネント開発で参画しました。
はやぶさの特徴的形状のひとつに探査機下面に突き出たサンプル採取装置があります。この装置が小惑星の形状や状況に応じて柔軟に伸展するため、NIPPI独自のコイラブルマスト技術を応用した伸展スプリング(ダブルリバースヘリカルスプリング)を開発しました。
そして『はやぶさ』のもうひとつの大きなミッションは、小惑星で採取したサンプルをカプセルに格納し、地球へ送り届けることです。大気圏突入で燃え尽きる本体から、希望の光のようにカプセルが分離される映像をご覧になった方も多いと思います。カプセルを本体から分離・放出して大気圏に再突入させるには、計算どおりの分離速度を実現し、しかも分離後は姿勢安定のために進行方向にスピンを与える必要があります。この『再突入カプセル放出用分離スプリング』にもNIPPIの伸展スプリング技術が活躍しました。打ち上げから約7年間、過酷な宇宙空間でセット状態を維持したスプリングは、2010年6月13日、無事カプセルを分離し、地上に戻したのです。
NIPPIのスピン分離スプリング技術は、すでに小型実証衛星『マイクロラブサット1号機』や月周回衛星『かぐや』の子衛星分離でも実績をあげていますが、今回のはやぶさプロジェクトでの成功が高く評価され、次期小惑星探査機『はやぶさ2』へも搭載予定です。


小惑星へのタッチダウン


再突入カプセルの分離


カプセル分離スプリング